検査キットの使い方
1.サンプル検体の採取と準備
鼻咽頭スワブ検体採取

- 頭を70度後ろに傾けます。
- 滅菌綿棒をゆっくり挿入します。
- 優しく綿棒を鼻中隔の床の近くに保ち、後鼻咽頭に押し込みます。
- スワブを数秒間そのままにして、分泌物を吸収します。
- 綿棒を数回回転させ、鼻孔から取り外します。
中咽頭スワブ検体採取

- 石鹸と水で手を洗います。
- 綿棒をパッケージから取り出します。
- 頭を少し後ろに傾け、口を大きく開き扁桃腺と喉の奥を露出させます。
- 喉の奥にある扁桃腺の赤みと白い斑点を見つけます。
- 綿棒をこすりつけ、舌及びその他の場所に触れずに前後に動かします。
※綿棒をチューブ以外のところに置かないでください。
2.検査手順(サンプル検体を試薬に入れる)

①この段階で薬品が入ったチューブのキャップを外してください。

②検査試薬をチューブに約10滴入れます。綿棒の綿が全て漬かる程度の量です。

③綿棒を試薬に入れて約10回転させ、採取したサンプル検体を試薬に溶かします。

④チューブを潰して綿棒の液を絞ります。

⑤キャップします。
3.検査手順(抗原検査)

①検査カセットを袋から取り出して、平らな面に置きます。

②採取したサンプル検体を3~4滴、検査カセットに加えます。

③約10分ほどで判定が出ます。
※採取したサンプル検体に含まれるウイルスの量が多いほど検査精度が高くなります。
使用上の注意
- 2~30℃で遮光保存してください。
- 検査キットは、アルミ袋から取り出してから1時間以内に使用してください。
- 検査キットと希釈液は、室温(15~30°C)で使用してください。
- 直後に採取しておくサンプルは必ず1時間以内に処理してください。
- 抗原テストの結果は、SARS-COV-2感染の診断や治療の目的として使用しないでください。新型コロナウイルス感染症の臨床診断を求める場合、医療機関に相談してください。
- 本製品は厚生労働省に承認されていないため、研究用の販売となります。
- 未開封でも返品・交換はお受けできません。
- 廃棄物は感染物としてお取扱ください。検査キット・抽出チューブ・綿棒等の使用後は医療廃棄物として各地域の規制に従って安全に廃棄してください。
- 本製品の使用時に発生した損害・損失には、弊社は責任を負いかねます。